1573年(天正元年)、念仏専修僧魯道ろどうにより開創。創建当初は寺町荒神口京都市上京区にあり、浄土宗総本山の知恩院と縁が深く、本末制度が確立した際には知恩院の役番としての地位を占めていたといいます。幕末には若かりし頃の勝海舟(かつかいしゅう 1823-99)が海軍伝習生として長崎、神戸に向かう際、当寺を宿坊として使っていたといわれ、子母澤寛の歴史小説「勝海舟」にも当寺が採り上げられています。古くは砂川と呼ばれた小川がこの付近で鴨川に合流していたことから、同じ浄土宗寺院である北隣の長徳寺、南隣の正定院とともに浄土宗の「砂川の三軒寺」の一つとして親しまれてきました。
また、境内には「秋の七草」の一つである萩が約800株ほど植えられいて「萩の寺」として有名であり、初秋には滝のように長く枝垂れた枝先に紅白の萩の花が咲き乱れて境内一面を覆い尽くし、見事の時期には「萩供養」も行われます。
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